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1日に必要な水分

1日に必要な水分

人間は1日に、大体2~2.5㍑の水が、必要といわれています。飲み物、食べ物から1.5~2㍑、体内で生成されるものが約0.5㍑(炭水化物、脂肪、タンパク質が体内で、酸化してできる水=代謝水)です。

ところが腸から吸収される水分の量は、これだけではなかったのです。

水は大腸から吸収されますが、ここでは唾液、胃液、胆汁、膵液、腸液など約8㍑もの水分が加わります。合計10㍑もの水分が毎日、腸を通して吸収されているのです。

それでは排泄される量はどうでしょうか。おおよそですが、尿として1.5㍑、大便として0.1㍑、汗として0.5㍑、呼吸0.4㍑が排泄されているといわれています。

こうして考えてみると私たちの体は、水なしでは生きていけないということが、よくわかります。

補給がなければ、15~20%の水分が失われると、生理機能が止まって死んでしまいます。毎日の生活で良い水分の補給が、いかに大切なことかが、これでわかります。