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からだの中の水分

からだの中の水分

水が私たちの体内で果たす役割が、いかに大切かということを再認識してみたいと思います。

人間の体は60~70%が水分です、新生児なら80%、胎児はもっと多く、しかし、歳をとるにしたがって少なくなっていきます。枯れていくとは、ここからきているのです。

各部分の水分をみると血液は83%、神経も83%、肺や心臓が80%、筋肉は76%、脳が75%、肝臓が68%、骨でも22%といわれています。ほかの生物でもこの水分比率は殆ど同じだといわれています。

体重60kgの人なら約40kgが水で、あとはたんぱく質、脂質、炭水化物とミネラルで構成されています。体内の水の半分以上が細胞内にあります、あとは血液、リンパ液、組織間液などの細胞外液で、これらは絶えず交換されています。